新型コロナが貨物運送に与えた影響<国交省のまとめ>

2020年6月15日,国土交通省から,新型コロナウィルスが貨物運送業に与えた
影響についてのまとめが発表されました。国交省発表資料はこちらからどうぞ。

・5月,運送収入が20%以上減少した事業者の割合は29%となり,約3分の1の事業
者が収入減
に直面した

3月は建材関係の減少,4月は金属素材関係の減少,5月は自動車見解の減少が目立ち
金属素材関係,自動車関係については6月・7月と減少が続く見込み

画像は国土交通省「新型コロナウィルス感染症による関係業界への影響について(令和2年5月31日時点まとめ)から引用

という概要でした。
建材関係は,一時中国からの輸入が止まった関係で3月に落ち込みましたが,中国での輸出
解禁とともに,落ち込みもなくなってきました。
他方,自動車や金属素材に関してはメーカーの生産状況が今も停滞しており,これが元に
戻るまでは厳しい状況が続きそうです。

なお,このまとめでは,政府からの持続化給付金等の支援策への申込をした事業者の割合な
ども公開されていますが,貨物運送業では,実際に申請した業者は全体の19%に留まって
おり,観光バス事業者(63%)やタクシー事業者(88%)と比べるとその割合は低いと
いう現状になっています。

第2波も心配され先の見通しは不透明ですが,この半年が耐え時になりそうです。