運送弁護士はどういう活動をしているか?

運送弁護士っていつもどういう活動をしているのでしょうか。


1.運送会社様がトラブルに巻き込まれない契約書づくり


取引先との契約書,ちゃんと内容を把握してからサインしていますか?
まぁ長年の取引だから,とか,いつもそうしてるから,とか内容を確認
しないでサインするのは危険です!デンジャラス!

しれっと自社に有利な条項を入れてくるのが取引の相手方だと思ってい
て間違いないです。後から「知らなかった!」では済まされません。
そういうトラブルが起きないよう,契約書を確認し,作り替えたりして
います。

従業員の方との契約書などの整備も重要な役割です。後々びっくりする
額の残業代を請求された!なんてないように整えていきます。これ会社
の存続を左右させることなんでとてもとても大事な仕事です。

2.運輸局と交渉

これも会社の存続を揺るがしかねない「監査」に対する対応です。
監査が来るー!との一報があれば,予定さえ空いていれば立ち合います。
この立ち合いってとっても大切で,立ち会って指摘を入れて違反!との
指摘が撤回される例もあります。
また,自認書にとんでもないことを書かされることもよくありますので
そういったことが起こらないように目を光らせています。

3.取引の相手方や元従業員の方と交渉

残念ながらトラブルが発生してしまった場合,そのトラブルの相手方と
交渉を重ね,交渉がうまいこといかない場合には裁判をします。
ここで結構穏健派か武闘派かという弁護士のスタイルが現れます。
え?私はどっちか?それはお会いしてのお楽しみにしていてください。